デザイナーフーズとは

アメリカ国立ガン研究所が、膨大な調査からガンを予防するために効果が期待出来る食材を上から順にピラミッド型に並べた「デザイナーフーズ・ピラミッド」を発表しました。

そして「1日5皿分以上の野菜と、200gの果物を食べよう」という“5 A DAY運動”を展開しました。

つまり野菜と果物の摂取ががん予防に期待出来るということです。

ファイトケミカルが重要

なぜデザイナーフーズが、ガン予防に効果を発揮するかというと、人間の体に必要な栄養素である3大栄養素+ビタミン+ミネラルの他に「ファイトケミカル」が大切な役割を果たしているからです。

ファイトケミカルとは、植物にとって有害なものから体を守るために作り出した成分で、ポリフェノール・アルカロイド・カロテノイドなどを総称するものです。

食事バランスが大切

デザイナーフーズ・ピラミッドの頂点にあるニンニクだけを多く食べれば効果がある訳ではなく、5皿分以上の野菜と果物をまんべんなく食べることが大切です。

日本人の2人に1人がガンになるといわれている時代です。

ガンを予防するだけでなく、これから子宝を望む妊活している女性にとっても大切な食事バランスともいえます。

不妊症と野菜不足

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これまで数多くの不妊症の女性の食事をみてきました。

約8割の女性が野菜不足です。

野菜を食材として購入しないので食卓にも出ないため、パートナーの野菜摂取量も少なくなっています。

炭水化物・脂質が過剰、ビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカルが不足という構図になっています。

不妊症の家庭は、野菜や果物を購入しないので調理することもなく、料理として食卓に並ぶことが少ないです。

理由は料理が下手なのではなく、苦手意識が強いためです。

野菜を購入する代わりに野菜ジュースカット野菜コンビニサラダを選んでしまっています。

まずは新鮮な野菜を購入することをお勧めします。