朝食はパンとヨーグルト

グルテンフリーという言葉が浸透して、何となく小麦が体に良くはないという考えが広がってきました。

それでも健康を意識する一部にしか過ぎず、不妊症の人でも健康と子宝を授かることは別だと考えている人もいます。

しかし、子宮内フローラが悪い人の特徴として朝食はパンとヨーグルト、昼食はうどん、というケースが多いです。

ヨーグルトなど乳製品の問題についてはこちらを参照して下さい。

グルテンだけが問題ではない

不妊症の人の多くが「ちょっとくらいなら問題ない」と考えている人も多く、「時間がない・面倒くさい」を理由にされます。

しかし、一手間一工夫を省くことで大きな損失になっていることに気づいていません。

実は小麦のタンパクであるグルテン意外にも農薬問題があるのです。

小麦には農薬やそれ以外の問題

日本は小麦を外国から9割輸入しています。

  • アメリカ約48%
  • カナダ約35%
  • オーストラリア約16%

アメリカでは、発がん性や腸内細菌である善玉菌の乳酸菌などの多くは減少することが指摘されている除草剤グリホサートを麦に直接散布しています。

また多くの日本人が知らないことで2017年12月農産物のグリホサートの残留基準値を引き上げられています。

小麦は5ppmから何と6倍の30ppmに緩和され輸入しやすくなっています。

2019年に農民連食品分析センターがグリホサート残留量を調査したところ、日本に輸入される小麦のほとんどに大量のグリホサートが検出されました。

臭素酸カリウムの危険性

日本では一部のパンに臭素酸カリウムが使われています。

臭素酸カリウムとは、海外では多くの国で使用が禁止されています。

1995年、FAO(国際食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の合同食品添加物専門家委員会が「臭素酸カリウムの小麦粉処理剤としての使用は容認できない」という結論が出されています。

トランス脂肪酸

アメリカでは、2006年からトランス脂肪酸の食品への含有量の表示が義務づけられ、WHO(世界保健機関)はトランス脂肪酸の食品への含めることを「2023年までに全廃する」と目標にしました。

日本では規制も表示義務もありませんので、危険性を知らずに食べてしまっている人が多いと思います。

日本のパン大手メーカー3社が販売するトランス脂肪酸を含むパン計204商品があります。

  • Aパン:開示数105商品(うちトランス脂肪酸が含まれるのは11商品)
  • Bパン:開示数163商品(うち含まれるのは42商品)
  • Cパン:開示数263商品(うち含まれるのは151商品)

家族の健康を守る

外食でパンを食べる機会はあると思います。

結婚式の披露宴などコース料理でパンが出てくることありますよね?それは仕方ないと思いますが、日常生活でパン食が習慣になっていると腸内環境を悪化させ、子宮内フローラにも影響します。

「自分は気をつけているけど夫がやめられない」という話も聞きます。

親から注意されることはあっても、他人から注意されることはありません

家族であれば自分ごとのように健康を心配して向き合えば良いのですが、信頼とコミュニケーション不足から向き合うことができていないことが多いです。

家族にアルコール依存症の人がお酒を買いに出かけようとしたら止めると思います。

同じように妊活や健康に不要なものを買わなければ体内に入ることはありません。

買わないことが最強の防衛線となり、家族の健康を守ることになります。