高齢妊活とは

35歳以上での出産を「高齢出産」と言われていますが決まりはありません。

東洋医学では、女性は7の倍数の年齢時に体の変調が現れると言われています。

当院では42歳以上で妊活をされることを高齢妊活と考えています。

妊活年齢の限界

42歳以上を高齢妊活と考えるなら、何歳までが限界かというと48歳までと考えています。

個人差はありますが、49歳から閉経・更年期と考えているからです。

実際に当院で最高齢出産も48歳です。

人間は人生で2回、確実に年を取るということが分かってきました。

スタンフォード大学医学部が研究によって4460の時に大きな変化が訪れることが判明。

すると、高齢妊活は42歳〜43歳と44歳〜48歳の前期と後期の2つのグループに分けて考えても良いかもしれません。

若い人との妊活の違い

卵巣の数は生まれた時から決まっています。

卵巣の消耗により残りの数は個人差があります。

そのため残りの卵子の数が若い人に比べて少ないです。

子宮の大きさも年齢とともに萎縮していきます。

可能性が低いので、人一倍健康に気を使う必要があります。

普通のままでは老化のスピードは変わりません。

まずは老化を抑えるためにアンチエイジングを意識することです。

可能性を最大限に引き出す

若い人に比べて可能性が低いのは仕方ないのですが、だからと言って不可能ではありません。

実年齢と体年齢も違うので、一概に年齢が上だと妊娠出産できる可能性がないかといえばそうでもありません。

実際に40代でも妊娠出産された方は大勢います。

共通して言えることは「諦めが悪い」です。

また「人生でやり残したくない」という気持ちが大きいです。

いつでも出来ることなら先延ばしできますが、妊娠出産は人生においてチャンスは数回です。

40代で妊娠出産出来るとすれば2回くらいが限界かも知れません。

高齢妊活の強み

若い人の方が逆境に弱いことがあります。

これまで順風満帆に進学・就職・結婚と辿り着き、家族をつくることになって初めて壁にぶち当たり、相当なストレスを感じる人もいます。

逆に高齢妊活をされる人は、仕事を頑張ってきたことや結婚が遅かったことが、妊活に対して強いバイタリティを生み出す人もいます。

ダメもとで何でも挑戦してやり残さない」という気概があります。

本気で望めば叶う

これまで高齢妊活をして妊娠出産された方を沢山みてきました。

高齢妊活が上手くいく人は、諦めが悪いだけでなく、言葉と行動が一致しています。

やると言ったことは必ずやり遂げる信念があります。

これは高齢妊活をされている人だけでなく、若い人も参考にすべきかなといつも感じます。