鍼灸はどんな症状に効果がありますか?と質問されることがあります。
何かしらの不調があるのだけれど、自分の症状が鍼灸治療も出来るのか?という疑問を持っている人もいます。
基本的に感染症や外科的な手術が必要なもの以外は鍼灸治療が効果的です。
例えば皮膚疾患でウイルスや細菌によって発症したものであれば皮膚科を紹介したりしています。
鍼灸で効果のある症状
では、どんな症状が鍼灸治療の効果があるかといえば、当院だと逆子・不妊症・冷え性・顎関節症・頚椎ヘルニア・腰痛・膝痛などがあります。
そのほか検査では異常がみられないが症状があり、何とかならないかと思いつつも放置して慢性化している症状も鍼灸治療が劇的に効くこともあります。
鍼灸が効く理由
多くが症状と原因が同じであると考えています。
例えば膝の痛みは膝に原因があると考えがちですが、実は股関節や足関節など別の部位に原因があり、動きの制限によって重心バランスの崩れによって結果的に膝に負担がかかった結果痛みが出ていることもあります。
いくら症状が出ている部位を治療しても改善しないのは原因を解消解消出来ていない事が考えられます。
鍼灸治療では症状だけでなく、骨格や年齢やライフスタイルなどを考慮して、全体と部分の両方に対して鍼灸治療をするので、効果が発揮されます。
それに加えて婦人科疾患などは血液や体液循環の滞りを改善することで症状が解消されます。
鍼灸と西洋医学
時々、東洋医学の分野で鍼灸や整体や漢方が人間にとって1番良い医療だ、と主張される人もいますが、当院は薬や西洋医学を否定することはありません。
逆に医療機関から患者さんを紹介されることもあります。
西洋・東洋どちらの優越という縦割りではなく、横のつながりによる共存が患者さんの悩みを解消する最も大切なことだと考えています。
どんな時に鍼灸治療を受けるか?
何かしらの心身の不調を感じたら鍼灸治療を受けても大丈夫です。
または医療機関を受診してから様子をみて、症状の改善がない場合に鍼灸治療を選んでも良いと思います。
初めて鍼灸治療を受ける人は敷居が高く感じるかもしれません。
もちろん鍼灸院それぞれ得意分野や雰囲気が違いますが、思ったイメージとは違い割と気軽に通えるところが多いと思います。
ホームページやSNSなどで雰囲気が自分と合っていれば問い合わせてみると良いと思います。
鍼灸治療を受けるタイミングはいつでも大丈夫です。