難聴は突然起こる
最近、突発性難聴の相談が増えたので紹介します。
突然、音が聞こえにくくなる症状で原因がはっきりわからないことが多いです。
30代から50代に多く発症し、過労やストレスが主な原因と考えられますが、さまざまな要因が重なって発症すると考えられます。
多くは耳鼻咽喉科で受診し、薬を処方されます。改善する人もいますが、半分以上の人は変化を感じないと言われます。
アドバイスされることは5つ
- 十分睡眠をとりましょう
- 食事バランスを気をつけましょう
- 飲酒を控えましょう
- イヤホンを使うのを控えましょう
- ストレスを解消しましょう
これらの要因が解消されずに薬を服用しても焼け石に水です。
腸内環境と自律神経
突発性難聴を発症する人は生活習慣そのものが偏っていることが多いのです。
不摂生な生活がベースにあり、他の症状を引き起こす可能性もあった訳ですが、五感の一つである聴覚に支障が生じたのです。
特徴としては間食が多く、ジュースやお菓子を摂取する習慣があります。コンビニや自販機を使うことを避けて腸内環境を整えてみて下さい。
そしてタンパク質(アミノ酸)を十分に摂取して自律神経のバランスを整えましょう。人間の体は約20種類のアミノ酸から構成されています。そして神経の伝達物質の材料もアミノ酸です。
また、首や側頭部の筋肉が硬くなっていたり、鼻が詰まっていることもあります。
ストレスからくる筋緊張や気圧や湿度の変化による鼻詰まりも間接的な症状として現れているなら、それらを解消することで耳の不調が緩和することもあります。
突発性難聴は放置することで、生活に支障が続き精神的にも下がりがちになります。すると吐き気や胃腸不快など他の症状を引き起こしてしまうこともあります。
鍼灸治療と難聴
医療機関を受診し、それでも改善しない場合は鍼灸治療も選択の一つです。
初めて鍼灸を受ける人が9割以上なので不安感や心配なこともあるかと思いますが、事前に相談しておくと気持ちも落ち着いてリラックスして治療を受けることが出来ます。
まずは最寄りの治療院を検索して自分に合ったところを探してみて下さい。