東京都町田市さがみ鍼灸整骨院では、坐骨神経痛に対し根本原因を洗い出し、鍼灸と整体で治療します。
このページでは、坐骨神経痛の原因・治療方法・症例・予防方法をご紹介します。
日本の腰痛の有訴率は、男性が1位、女性が2位と、非常に多くの方々が腰痛に悩んでいます。
そんな中でも、坐骨神経痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
- 椅子に座ると痛い
- 痛くて寝れない
- お尻・膝・ふくらはぎ・足首・かかとまで痛い
- なぜ痛いのか原因がわからない
- どうすれば治るの?
- 整体?整骨院?病院?何科に行けばいいの?
- 予防方法はあるの?
坐骨神経痛では、特に上記の様な相談を受けることが多いですが、このような疑問へお答えするとともに、今回は原因・治療方法・症例・予防方法などもお伝えしていきます。
坐骨神経痛とは?特徴と原因
坐骨神経は、お尻を通る太い神経です。
この神経は、最終的に腰からお尻、太もも、膝の裏、ふくらはぎ、足首、かかと、足の指まで続く非常に長い神経です。
坐骨神経が何らかの理由で圧迫を受けたときに、それが刺激となって足やお尻周りに痛みやシビレなどを引き起こします。
坐骨神経痛の特徴
坐骨神経痛は主に以下のような特徴があります。
- 痛み
- 痺れ
- 腰痛、股関節痛
- 感覚障害、運動神経麻痺による筋力低下
- こむら返りの誘発
- 足の冷え など
坐骨神経痛の症状を感じる場所は、でん部(お尻)・太もも(前,横,後)・スネ・ふくらはぎ・足首・足の甲・足の裏・足の指に感じます。
では、なぜ坐骨神経が「圧迫」され、周囲に痛みや痺れが起こるのでしょうか?
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因は、大きく分けて3つあります。
- 腰痛(椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群など)
- 糖尿病やバージャー病など内科的疾患(糖尿は神経性、バージャー病は血管性)
- 癌・腫瘍
鍼灸・整体による坐骨神経痛に対する治療の対象となるのは ① の腰痛(椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群など)によるものです。
1〜3のどれが自分に当てはまるのかは、検査をしなければわかりません。こちらに関しては、病院・整骨院・整形外科に相談することでわかりますが、もちろん当鍼灸整骨院でも検査は可能です。
※病院なら何科に行けばいいの?と疑問な方は、整形外科へ受診しましょう。
※整骨院で、1〜3の中で2もしくは3の疑いがある場合、専門の病院へ紹介することが可能です。1の場合、そのまま坐骨神経痛の治療を行うことができます。
次章では、糖尿病や癌・腫瘍ではない、1が原因の場合の坐骨神経痛の対処方法をご紹介します。
腰・お尻の筋肉が原因の場合の対処方法
腰部・臀部の筋肉の過緊張や骨盤・脊椎のゆがみが原因となっている坐骨神経痛は、もともと腰痛がある人に症状が出やすい傾向があります。
一般的には、神経が圧迫されることで痛みや痺れの症状が出るとお伝えしました。
しかし、それはあくまでも要因の一つでしかありません。つまり、圧迫があっても一過性な症状だけの人もいます。では、何故痛みや痺れなかなか治らない方や、症状が長く続くことがあるのでしょうか?
筋肉の過緊張や骨盤・背骨の歪みがそもそもなぜ起こるのかは以下の3つの理由があります。
- 血行不良
- ストレス
- 糖質過剰摂取
血行不良
症状が出ているところの周囲の血液循環が悪くなっていることがあります。
つまり、炎症物質や老廃物質などが他へ流れずに停滞しているのです。
ストレス
ストレスで頭痛や胃痛って聞くとありそうですが、ストレスで腰痛とは結びつかないと思います。これって不思議ですよね。
一般的には頭痛や胃痛しか思い浮かびませんが、実は腰痛や坐骨神経痛もストレスがあると症状として現れることがあります。
糖質過剰摂取
老化の原因として、酸化と糖化があります。いつまでも痛みが続き症状が改善しない場合は、食生活の問題による「糖化」が原因になっている可能性があります。
例えとして、酸化が体の「サビ」と言われているのに対し、糖化は「焦げ」と言われており、様々な細胞や組織を硬くしてしまい、筋肉もまたその1つとなるのです。
さがみ鍼灸整骨院の治療方法
さがみ鍼灸整骨院では、坐骨神経痛の治療として主に以下への治療を行います。
- 血行不良で坐骨神経の周囲で硬くなっている筋肉の過緊張をほぐす
- 神経を圧迫している部分の歪みを整える
- ストレス・食事などのアドバイス
①、②に関しては、鍼・お灸・整体を状態に合わせて組み合わせて行います。
例えば、冷えている部分にはお灸(冷えは血液循環が悪い証拠で、筋肉の過緊張や神経の圧迫に直接関わります。)をしたり、症状や状態に合わせて最適なツボに鍼治療、歪んで神経に圧迫を加えてしまっている部分へ整体を行ったりします。
実際の症例
坐骨神経痛になってから治るまでの例として当院の実際の坐骨神経痛の患者さんの症例をご紹介します。
- 町田市にお住いのKさん女性
- 主婦:53才
- 趣味:スポーツジムに通うこと
- 症状:腰から足裏・左の股関節の痛み
- 経緯:整形外科でMRI検査をして、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、湿布と痛み止めの薬を処方されるが痛みはなかなか治らず当院へ来院。
当院で検査をすると、骨盤は右上方、肩甲骨と頭部は左上方に変位。
特に、腰椎5番の変位が大きく、仙骨も右前方に捻っています。
そこでまず、腰椎5番と仙骨の部分を整体で矯正。
さらに、鍼とお灸も行右ことで痛みが軽減していきました。
全ての施設がそういうわけではないですが、病院や整形外科では、坐骨神経痛の原因が糖尿病などの内科的疾患や癌・腫瘍などがあるかないかの診断は優れていますが、「どこが歪んでいて、どこで神経を圧迫しているか、どこの筋肉が硬くなっているか」などまでは時間が割けないことが多くあります。
逆にいえば、当院はその部分は強いですが、病気かどうかなどの範囲は診断できませんので、病院へ紹介することもあります。
診断後の治療や歪みや筋肉の硬さなどの坐骨神経痛の原因の解明は専門なので、地域で連携し合っています。
坐骨神経痛の予防方法
坐骨神経痛の原因は、以下の3つだとお伝えしました。
- 血行不良
- ストレス
- 糖質過剰摂取
これらが軽減できれば、坐骨神経痛も軽減される可能性が高くなります。
つまり、坐骨神経の予防方法としては、以下のようになります。
- 血液循環を取り戻し硬くなった筋肉の改善や、坐骨神経の圧迫を解放する
- ストレスを解消する
- 食生活の改善
それぞれの方法をご紹介します。
血液循環を取り戻す方法
血液循環を改善するには硬い筋肉を柔らかくする必要があります。
- 軽いマッサージ
- ストレッチ
- 温泉・お風呂に浸かる
- 足湯をする
- 座りすぎの時間を減らす
- 15分に一回は足の指や足首などを動かす
- 痛む側を上にして横向きで寝る
このようなことで血行を良くして疲労を抜きやすくすることが未然にこの症状になるのを防いでくれます。
ストレスの解消方法
これは非常に大事なことなのですが、今までの生き方が症状として体に現れているということです。
生活習慣は今日明日に変化が起きるものではないので軽んじてしまうかもしれませんが、積み重ねた結果として健康があります。
自分の症状は誰かが作り出したものではありません。
誰かが自分の症状を治してくれるわけでもありません。
男性は生活を変えられない傾向があります。ネットで情報は調べて知識は増えるものの、生活習慣はなかなか変えられないのです。
意識と行動が一致しないと結果は変わりません。まさにこれが「ストレス」の原因となっています。
以下のようなことが当てはまってしまっていませんか?
- 本当はこう思っているのだけれど
- みんなが・周りがそうだから
- たくさんのことを我慢している
心と体は切っても切り離せない関係です。「本音」で生きることがストレスを溜めない最も重要なことで、本音で生きれていない場合に「ストレス」というシグナルとして教えてくれているのです。
もし症状を改善したいと思うなら生き方を変えていく必要があります。ストレスも、体にあらゆる「痛み」を発生させる原因になるのです。
食生活の改善方法
糖質を制限することで痛みや炎症を抑えるのに有効だと考えています。
まず、人体の構成要素をご覧ください。
-
- 水分60~70%
- タンパク質15~20%
- 脂質13~20%、
- ミネラル5~6%
- 糖質1%
構成比を見てわかる通り、糖質よりもタンパク質を摂取することをおすすめします。
身体を作る材料になるのがタンパク質です。痛みがあるのにガンガン動くことはないのでエネルギーは必要ないですから、エネルギーよりも修復を優先させるべきです。
糖質制限の有効性については、ネットで調べると出てきます。五十肩や膝痛など関節の痛みが治りにくい人も糖質制限が有効と考えています。
お困りの方は、町田市の当院にご相談を
いかがだったでしょうか。
「坐骨神経はストレッチをすれば治る」というような単純なものではありません。
もちろんストレッチも重要ですし有効ですが、今回紹介した坐骨神経の3つの原因と予防方法を忘れないようにしてください
町田市さがみ鍼灸整骨院では、坐骨神経痛でお困りの方へ原因をしっかり把握した上で、治療からアドバイスまで網羅的にサポートしています。
どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね。
また、鍼灸が初めての方は「痛そう」「怖い」というイメージがあると思いますが、痛くもありませんし、怖くないですのでご安心ください。
※さがみ鍼灸整骨院の鍼灸治療の詳細についてはこちらからご覧いただけます。