町田市在住 Aさん 30代女性
Aさんは、顔面の痛みに悩まされていました。
痛いのが歯なのか、アゴなのか、耳なのか、目なのか特定できないけれど、顔面の右半分が痛くて痛くて仕方がないそうです。
頭痛も起こっていて、ひどいと痛みで夜も眠れず、鎮痛剤が手放せず、イライラがつのるばかり、とのことでした。
以前歯医者でマウスピースを作成していましたが、いつの間にか使わなくなったことも一つの要因かもしれないと話しています。
東洋医学に基づいた顔面痛への鍼灸治療
Aさんのお身体をみると、首肩の筋肉の緊張が強く、アゴ、こめかみもかなり固くなっています。
鍼灸治療で顔面や首肩の筋肉を緩めていくのですが、あまりに血流をよくしずぎてしまうと、血管が広がる刺激で頭痛がさらにひどくなってしまいます。
そこで、東洋医学では「気」が上がりすぎて、痛みを引き起こしていると考えられるため、足に鍼をして、「気」を引き下げていきます。
足に鍼をすると、Aさんは「それまで強かった顔面の痛みが一気にス――――っとひいていく感じ!!」と言い、痛みが落ち着きました。
気を引き下げるツボを教え、夜寝る前にそのツボを押してもらうように指導したところ、その日の夜はグッスリ眠れたそうです。
痛みがあるとついその部分に目がいきがちですが、原因を見極めて、全身のバランスを整えてあげることが重要になります!
甘いものは「痰」を生み出す
またAさんは、ストレスで甘いものを食べ過ぎてしまう、とのことなので、食生活のアドバイスもしました。
東洋医学では、甘いものの取りすぎは「痰」という病理的物質を生み出し、それが熱をもって痛みを引き起こすと考えられています。
ツボの刺激で気を引き下げること、痰を産まないような食生活に改善すること、どちらもとても重要で、これこそ根本的な治療です!
ツライ顔面の痛みを鎮痛剤でごまかすのはもうやめて、東洋医学の観点から根本的に治療をしませんか?
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