先日、仕事で初めてお会いした人から娘夫婦について相談されました。
結婚して6年経つが子供が授からないとのこと。
話を聞いていくと、
- 夫の仕事(夜勤がある)
- 食生活(カップ麺と唐揚げとビールしか飲食しない)
- 年の差(夫が8つ年上で40代)
- 筋力が低下する病気
いろいろな要因があり、妻も婦人科系の疾患を患っています。
そして住環境が2世帯住宅ではなく、一戸建ての2階に住んでいるそうです。
つまり両親と同居です。そういった住環境の影響もあり性交をしていないそうです。
子供は欲しいが性交はしない
不妊で、そのような夫婦も来院されますか?と相談されました。
子供は欲しいけど性交をしない夫婦は増えています。
大きく分けると3つのパターンがあります。
- 付き合ってた期間と結婚している期間が合計5年以上
- タイミング療法・人工授精・体外受精とステップアップしていくうちに減少
- 2人目不妊
1つ目と3つ目は似ている部分もあります。
共通点としては夫婦仲が一見良さそうに見えるところです。
同級生や友達以上ではあるが男と女ではない。
最初の頃はしていたけど今はする気がない、夫との行為は気持ち良くない。
2つ目のパターンはストレスが大きく占めます。
子作りという目的のためだけに行為をするので、いつまでも結果が出ないことに嫌気を感じてしまったり義務的になってしまうからです。
そんなことをお伝えすると、レスの相談も受けてくれますか?と言われました。
レスを打ち明けると子宝に恵まれる
実際、初めてお会いする人が最初のカウンセリングからレスの話をする人もいます。
不妊鍼灸の施術を継続していくうちに話し始める人もいます。
意外にも、レスを打ち明ける人たちは子宝に恵まれるケースが多いです。
自分の弱さを打ち明ける勇気のある人は逆に、自分の気持ちに対して正直で強いと思います。
むしろ臭い物に蓋をするように誤魔化し続けていると、時間だけが過ぎ去り30代40代の夫婦にも関わらず定年後の老夫婦のような印象を受けます。
ごまかし続けることが不妊にも影響する
それが悪いわけではないのですが、人生で成長期・成熟期・衰退期の中で生殖活動は成熟期が最も適しています。
東洋医学では女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢時に体の変調が現れると言われています。
女性で言えば28歳(成熟期)・35歳(衰退期)・42歳(生殖停止)・49歳(更年期)です。
なかには最初から性交が嫌いな人もいました。
夫が初めての相手で何回かはしたことがあるけど性交が嫌い、だけれど子供は欲しい。というケース。
その場合は自然妊娠は難しいので体外受精を勧めています。
不妊の原因
不妊の原因は、男性・女性・両方に1/3ずつあると言われています。
相談者は婿さんの精子が薄いからと嘆いていましたが、娘さんも婦人科疾患を患っていることや年齢も30代後半であることあり、妊活するなら時間のリミットを考えて、本当に子供が欲しいのか?本気で妊活に取り組めるのか?それが大切です。
人生を共に歩む夫婦の選択なので、これから長い人生の中で後悔のない今を大切にしてもらえたら良いなと思います。
※さがみ鍼灸整骨院では、妊活・不妊治療で多く方が妊娠され喜んでいただいています。当整骨院の不妊治療の詳細は以下よりご覧いただけます。