不妊の要因は男女半々と言われています。
しかし、実際はどうなんでしょうか?
不妊症の夫婦が妊活するのは妊娠が目的ではなく、健康で元気な赤ちゃんを出産するのが目的です。
結婚前までは避妊して妊娠を避けていたのが、いざ妊娠をしようとしたら一向に出来ない。
そこで妊活を始めるのですが、大きく3つのプロセスに分けて説明します。
妊娠から出産へのプロセス
- 精子と卵子が受精
- 受精卵が着床
- 妊娠から出産へ
大きく分けると3つの過程を経て出産に至ります。
1.は男女ともに不妊要因があります。
2.と3.は遺伝的な要因を除けば女性に不妊要因があります。
それについて詳しく説明していきます。
精子と卵子が受精
精子と卵子が受精するためには、互いの精子と卵子の質の高さが大切です。
まず細胞の質の高さにおいて重要なのが食事です。
細胞の質を高めるなら血液の質を高め、血液の質を高めるなら食事の質を高める必要があるからです。
逆に細胞の質を下げるならコンビニ食やジャンクフードや食品添加物など加工食品を食べれば栄養の偏りから質を下げることが出来ます。
つまり食生活を改善するだけで受精を阻害する割合を低減出来るのです。
夫婦お互いの食生活が精子と卵子の質を左右します。
受精卵が着床
受精卵が着床するには子宮内膜が厚い方が良いです。
そのためには子宮内への血流を良くすることが大事です。
注意したいのが、一部分の臓器の血流を良くするわけではなく身体全体のめぐりを良くすることです。
お腹が冷えやすかったり、足先が氷のように冷たいなら注意してください。
血液が心臓に戻る際には骨盤内を通っていくのですから、冷えた血液が内臓を冷やすことにもなります。
妊娠から出産へ
赤ちゃんが育ち誕生するまで胎内にいる間はお母さんの口から入った食べ物が消化吸収されて赤ちゃんの栄養として届きます。
自分の身体は食事で出来ているから、赤ちゃんの健康もお母さんの食事で左右されます。
タバコやアルコールが害になるのは言うまでもありませんが、小麦や砂糖やトランス脂肪酸なども避けてください。
妊娠したから気をつけるのではなく、妊活する前から取り組むべき重要なことです。
精子の運動率が低いとか、卵子の質が低いなど結婚してから変化したわけではなく、今までの生き方が現れているだけです。
私たちは無意識にたくさんの食品添加物を体内に取り込んでいます。
医療が進歩して高度な治療法が確立されても病気は減りません。
ゼロにすることは難しくても今より少なくすることは出来ます。
無事に出産するよう食生活に慎重になる人が多いですが、妊娠する前から取り組むことだったと気づく人も多いです。
まとめ
受精するまで精子の質に関しては男性側の要因がありますが、受精卵の着床以降は女性側の健康状態が出産までを大きく左右します。
例えば健康を左右する食事に関していうと、女性が作る割合が高いですが、男性が作っても良いのです。
つまり男性が積極的に家事に携わることで健康的な生活を送ることが出来ますし、生まれてくる赤ちゃんが育つ環境としても良いわけです。
【時間がない・体力がない・めんどくさい】といった出来ない理由を並べるのは、健康で元気な赤ちゃんを出産するよりも自分の不健康な生活を優先しているので、結果的に子供に対する情熱は低い人が多い傾向があります。
夫婦お互いに健康に対しての意識が高いことが、短期間で妊活の成果につながることになるのです。
当院ではタンパク質やビタミン、ミネラルの摂取するよう毎日LINEを使って食事のアドバイスしています。
妊活している人の意識の低さを目の当たりにすると、当たり前のことを当たり前にすることの難しさがあります。
子宝に恵まれるために行動の改善には変化を伴います。
言葉と行動が一致していないのは自分に嘘をつき続けることになります。
共通言語・共通意識・共通体験この3つが妊活をする上で夫婦に必要になってきます。
ぜひ1度確認してみて下さい。