妊活でAMHを改善する

AMHとは、卵胞から分泌されるアンチミュラー管ホルモンのことで、卵巣予備能の指標となるホルモンのことです。AMHが低いと卵子の数が少ない目安になるので、妊娠できる期間が短いことを意味します。

老化を止める

AMHの数値を今より下げないためにも老化を防ぐことが大切です。老化を防ぐことをアンチエイジングとも言いますが、老化を早めないためには、酸化と糖化を防ぐ2つがポイントです。酸化というのは体の錆びつき、糖化というのは体の焦げつきとも言われています。

酸化

活性酸素が多くなると皮膚のくすみやシワなどの老化につながります。さらに酸化度が高くなると、動脈硬化のリスクも高くなります。適度な運動は女性ホルモンを高めますが、激しかったり過度な運動をすることで活性酸素が増えるので注意が必要です。

予防のために抗酸化力を高める基本は食事です。ビタミンCビタミンEはよく知られていますが、エビ・カニ・シャケなどに含まれるアスタキサンチン、赤ワインなどに含まれるポリフェノール、青色の食べ物に含まれるアントシアニン、匂いの強いニラやニンニク、たまねぎ(動脈硬化にも良い)などに含まれる硫化アリルなど、抗酸化力のある栄養素を積極的に摂取しましょう。

糖化

糖化とは、体の中でタンパク質が結びつき、劣化してAGEsという老化物質が作られます。糖化が進むと糖尿病や腎機能障害や老眼や動脈硬化にも関係してきます。

普段から食事を食べるスピードが速くて急激に血糖値が上がる人、間食が多くて血糖値が高い人、運動不足により摂取した糖が消費されずに溜まってしまう方などは注意が必要です。

補腎

東洋医学では、「腎」に生命エネルギーとなる「精」が宿るとされます。この腎精の変化は「誕生→成長→老化→死」という人間の一生の流れにリンクしています。

年齢を重ねるにつれて、腎の力は下降カーブを描きながら衰えていき、年齢によって気になる症状が現れやすくなります。

東洋医学でいう「アンチエイジング」とは、腎の衰えのカーブをいかにゆるやかにしていくかということです。それには、腎精を維持したり、補うことが大切だと考えます。

腎精には先天的(生まれ持ったもの)なものと後天的(生活の中で得られるもの)なものがあります。腎精が不足して腎虚の状態になれば、身体の不調が出やすくなり、閉経が近づくと更年期特有の症状などがみられるようになります。

AMHが増える

当院に通院している女性から「以前に検査した時よりもAMHが増えた」と言われることがあります。正確には、AMH=卵子の数ではありません。

卵子の数は生まれた時から年齢を重ねるにつれて徐々に減っていきます。AMHの数値が増えた女性は、おそらく鍼灸や漢方を活用することで原始卵胞が活性化されたのではないかと推測しています。

実際、AMHが増えただけでなく受精卵の質も上がっています。AMHの数値が低いと妊活期間は他の人に比べて短いかもしれませんが、妊娠する確率が低いわけではありません。

今のまま同じ生活を続けていれば確率は低いままかもしれませんが、老化を防ぐアンチエイジングに取り組めば確実に成果につながる可能性は高まるので1つでも何か行動を起こしてみてみて下さい。

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