夏と冬に逆子で来院される妊婦さんが多いです。冬は冷えて結構が悪くなるからとも言われていますが、夏は逆に暑いので冷えとは関係ないと思われがちです。そこでなぜ夏に逆子が多いのか説明していきます。
夏の逆子共通点
結論から言うと、「入浴をしない」です。
シャワーは浴びるけど湯船には浸からないのが妊婦さんの共通点です。
なぜシャワーだけ?
夏場の気温情報に伴い汗をかく機会が増えます。それと同時に湯船に浸かると入浴後も体が熱いのでシャワーで済ませてしまう人が増えます。冬は逆に体が冷えないようにしっかり湯船に浸かる妊婦さんが多いです。
下半身は冷えている
入浴後に暑いのは主に上半身です。エアコンや扇風機によって意外と下半身が冷えてしまいます。冬は靴下やスリッパを必ず履いていますが、夏は裸足の妊婦さんも少なくありません。結果的に足先が冷えてしまい血行が悪くなっているケースが多いです。
足は血行を左右する
血液は心臓から身体へ流れていきます。足先まで辿り着いた血液は心臓へ戻っていきます。この時に足先で血液が冷えてしまえば、心臓へ戻る途中の骨盤内を通る際に冷えてしまいます。ご存知の通り骨盤内には子宮があります。結果的にお腹を冷やすことになります。
対策方法
夏はエアコンで室温を快適に保ち、靴下やスリッパを履いて足元が冷えないように気をつけて下さい。睡眠も同様にタイマー設定ではなく、朝までエアコンをつけて長袖長ズボンのパジャマで布団をしっかりかけて就寝して下さい。そのほうが途中で起きずに朝までぐっすり眠れます。温度調整が難しい場合はエアコンをつけたまま部屋のドアを開けたままにするとちょうど良くなります。ぜひお試し下さい。
さがみ鍼灸整骨院では、逆子治療で多く方が改善され喜んでいただいています。当鍼灸整骨院の逆子治療の詳細は以下よりご覧いただけます。