プロテインといえば、昔はスポーツやトレーニングをする人が摂取するものと思われていましたが、今や美容や妊活で活用される人が増えています。
プロテインと言っても大きく3つの種類があります。
どのプロテインを選べば良いのか?そして摂取方法を具体的に紹介していきます。
上手な飲み方
結論から言うとホエイプロテインを豆乳で混ぜて飲むことをお勧めします。
タンパク質は分解されるとアミノ酸になり体を作る材料となります。
タンパク質は筋肉だけでなく、爪や髪の毛や皮膚の他にホルモン(ペプチドホルモン:成長ホルモン、インスリンなどやアミノ酸のチロシンの誘導体であるアミン:甲状腺ホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリン)の材料にもなります。
よく知られているのが幸せホルモンとも呼ばれるドーパミンやセロトニンやオキシトシンもアミノ酸から作られています。
プロテインの種類
- ホエイプロテイン
- カゼインプロテイン
- ソイプロテイン
この3種類について説明していきます。
ホエイプロテイン
ホエイとはヨーグルトの上澄みにできる液体(乳清)のことです。
このホエイに含まれるタンパク質がホエイプロテインです。
ホエイには他に、ミネラルや水溶性ビタミンが含まれます。
体内へ吸収の速さが良く、トレーニングによって損傷した筋繊維を素早く回復したり、増強させるためには最適です。
WPH製法>WPI製法>WPC製法
製法も種類があり左から順に95%,90%,85%とたんぱく質含有率が違います。
まるでプロレスやボクシングの団体名みたいですね。
種類によって金額も違うので先ずはWPCから飲み始めてみて下さい。
乳糖不耐症の場合はWPIがお勧めです。
カゼインプロテイン
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とし、カゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。
注意点としては人によって炎症反応や食物アレルギー反応を起こしてしまう人もいます。
ソイプロテイン
ソイプロテインの原料は大豆です。
タンパク質部分だけを粉末にしたものです。
タンパク質の比率を高め水分や糖質、脂肪を減らし植物性タンパク質を効果的に摂取できるようになっています。
大豆に含まれるイソフラボンの効果で皮膚や骨の強化、血流改善が期待できます。
なぜプロテインが良いのか?
女性が1日に必要なたんぱく質の量は50g/日です。
- 牛もも肉100g/19.5g
- 牛乳コップ2杯/13.2g
- 納豆1パック/12.4g
摂取量の目安は体重kg=必要gだと思って下さい。
つまり体重60kgの女性は60gを目安にタンパク質を摂取して下さい。
牛肉だけで考えると約300g以上を毎日食べなくてはなりません。
流石に毎日は無理があります。
妊活で活用
栄養の土台はタンパク質と脂質です。
胃腸や消化酵素もタンパク質から出来ています。
栄養を摂り、消化吸収出来る胃腸や消化酵素がないと、子宮や卵巣に栄養を届けることが出来ません。
トレーニングや妊活をする人の摂取量の目安は必要g×1.5〜2倍です。
そこでプロテインを活用することで必要量を摂取することができます。
ホエイプロテインを豆乳と混ぜることで動物性と植物性のタンパク質を一緒に摂取することができます。
さらに麹甘酒(砂糖不使用)を加えることで腸内環境を整えることができ、味も良くなるのでお勧めです。
まとめ
体を作るのに欠かせない栄養素がタンパク質です。
プロテインは太ると勘違いしている女性は多いですが、上手に活用して健康管理に活かしてみて下さい。