春まで整体院で定期的にケアしていたが、通っていた整体院が移転した為、紹介で来院された60代女性、主訴は股関節と腰の痛みです。

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股関節はどんな動作も硬いです。太ももを引き上げたり胡座は出来ません。しかし、骨盤の回旋は問題なく出来ます。

この場合、直接股関節を施術しても改善はしません。脚の軸を楽になる方向へ動かしていくことで股関節の中に効いていきます。

この女性は感覚が素晴らしく、最初は動作が大きく雑な動きだったのですがコツをお伝えしていくと一つひとつの動作が丁寧になりました。いわゆる所作が綺麗な感じです。

股関節のような大きな関節を動かそうとすると動きも大きくしようとしてしまいがちですが、実は小さくゆっくり動かした方が関節の中に効いていきます。

スポーツ選手でも肩関節のインナーマッスルを損傷するとリハビリはゴムを手で持って引っ張るような小さな動作を繰り返すのを見たことはないでしょうか?

いきなりダンベルで負荷をかけるようなことはしませんよね?

繊細な感覚がある人ほど動きが丁寧になり爪先から頭の先まで動きが連動していきます。部分から全体へ、全体から部分へつながることで調和していくのです。

施術後「あ?久しぶりに伸びた」と言われたのが印象的でした。

直接股関節を触れることなくても効果はあります。

特に痛みが強かったり関節が固まってしまっている場合は無理に刺激することなく優しく施術することが原則です。