さがみ鍼灸整骨院 代表村上直人です。

クライアントさんの施術を開始する前に必ず簡単な問診から始めます。
前回の施術以降、身体の変化はないか?何か新たな変化はあったのか?など、
本人が気づいていることを教えてもらいます。
ここ数ヶ月、問診の段階で泣き始めるクライアントさんが多いです。
これまでニコニコ笑顔だった表情が次第に曇り始め、やがて目が潤んで涙がこぼれ落ちる。
決して悲しいわけでもなく、感情的になっているわけでもありません。
人は感情の生き物です。
喜怒哀楽とあるように毎日が楽しく過ごせたら幸せだと思います。
でも、日々の生活の中で楽しいことばかりではありません。
その都度、様々な困難や理不尽なことに振り回されることもあるかと思います。
一見、幸せそうに見えても負の感情を心に押し込めていたり、
臭い物に蓋をするような何事もなかったかのように
やり過ごしているケースがあります。
身体と心の状態を4つに分けてみると、
1、身体は楽、心は楽
2、身体は苦、心は楽
3、身体は楽、心は苦
4、身体は苦、心は苦
1や2の心が楽なケースは、比較的身体の回復が早いです。
3や4の心が苦のケースは、回復力に時間がかかります。
鍼灸院へ来院される人は、身体に何らかの不調を感じて来院されます。
しかし、身体だけではなく心の不調も抱えていることが多いです。
先ほどのように
・負の感情を心に押し込めている
・臭い物に蓋をするような何事もなかったかのようにやり過ごしている
このような場合、本当の自分と向き合うことで様々な感情が溢れてきます。
それが悔しさであったり、哀しさであったり。
湧き上がる感情をそのまま解放することで自然と涙がこぼれ落ちたりするわけです。
1回でものすごくスッキリされる人もいれば、
何回かに分けて徐々に回復傾向に向かう人もいます。
身体は心の入れ物
身体を整えることで気持ちに余裕が生まれたり
自分が無理をしていたことに気づくきっかけにもなります。
心と身体は切り離せません。
だからこそ身体を部分ではなく全体の調和バランスをとることが大切なのです。