鍼灸院に金属アレルギーで来院された女性がいます。

金属の反応が顔に赤く出るそうです。しかも顔の左側だけに反応が出るそうです。

また、肌荒れしやすく背中やデコルテ部分が荒れやすく、それ以外の皮膚は全く問題がありません。つまり、上半身の胸骨より上の部分だけ反応が出るのです。

金属アレルギーの女性の症状

2年前に子宮筋腫の摘出手術を受け、今年の検診で再度子宮筋腫が見つかり、また手術になりました。他には片方の股関節が硬く足先は温かいのに足首が冷たいのです。

熱は上方へ行く性質を持ちます。このケースでは末端で熱が止まってしまい、手前の部分で反応が出てしまいやすいのです

身体は部分ではなく、全体の調和がとれることが大切です。いくら部分的に施術しても改善は難しいです。

鍼ではなく、お灸と操体法で施術

今回の女性は、2年周期で子宮筋腫になるのと、金属アレルギーで上半身に反応が出てしまうことに対してお灸操体法を施術しました。

お灸は反応が良く、女性も何か感覚を掴んだようです。次に操体法を行うと身体が螺旋状に回転していきます。

身体が綺麗に伸び上がるようで肋骨と肩甲骨のあたりが気持ちいいようです。最後に、セルフケアの仕方そアドバイスして終了。

さらに、手術後のケアとして体質改善を目的としたプログラムを一緒に作成しました。

鍼灸用の針と金属アレルギーの関係

治療で使う鍼は、ステンレス製のものがほとんどです。

ステンレスというのは、クロムやニッケル、鉄などが含まれていて、鍼灸治療により金属アレルギーが起こる可能性は考えられます。

しかし、鍼灸治療を受けて「痒くなった」などの場合は、金属アレルギーの反応では無い場合がほとんどです。

鍼灸治療自体で痒みが出現することがある

鍼灸治療は、鍼を刺した部分に血流が集まり、血行が良くなり自然治癒力を向上し、様々な症状を自ら改善していきます。

このように、個人差はありますが、金属アレルギーではない方でも、局所的に血行が良くなることで、肌が赤くなったり、痒みを感じることがあるのです。

さがみ鍼灸整骨院へお気軽にご相談を

現在では、シリコンでコーティングされていて金属の部分が直接接触しない鍼も存在します。

金属アレルギーが心配な方でも、ご紹介した通り、さがみ鍼灸整骨院では一人一人の症状やお悩みに合わせて最適な施術をプログラムを作成しています。

当整骨院の鍼灸治療の詳細は以下よりご覧いただけます。


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